『ブランダム 推論主義の哲学』
『ブランダム 推論主義の哲学』
2022/8/2読みはじめる。
この本の優しさポイント
4部構成だが、哲学に慣れていない人は第2部から読めばいいとのこと。裏を返すと、第2部から読んでも理解できるように書いてくれていると推測される。また、最初から読んでいって挫折する恐れのある読者に配慮している。
セラーズの部分では、〜の理論は1回聞いて理解できるものではない。なので2回説明しよう……と、実際に2回説明してくれる(ざっくりバージョンと細かいバージョン)
『ブランダム 推論主義の哲学』
第2部はすごく読みやすい。しかも面白い。
ただし、それがとても読みやすかったのは、私がかつてブランダムの『プラグマティズムはどこから来て、どこへ行くのか?』につよく悩んだり、「なぜ懐疑論者は懐疑論者ではないのか?」という白川晋太郎の寄稿を読んでやや悩んだりした経験があるからかもしれない。
デフォルトと挑戦とかは初耳なので、読み返したいところ。